GoogleCloudはその高度な自動化機能やスケーラビリティから、運用保守の負担を軽減できるクラウド環境で知られています。
しかしだからといってGoogleCloudの運用保守が何もしなくてよいというわけではなく、安定したサービス提供のためにはいくつかのチェックポイントを押さえておく必要があります。
まずGoogleCloudの各リソースにモニタリングとログ収集を設定することは基本中の基本であり、CloudMonitoringやCloudLoggingの活用によって障害の兆候やパフォーマンスの低下を早期に把握する、ことが可能です。
次に重要なのがアクセス管理の継続的な見直しでありCloudIAMの権限が適切に設定されているかを定期的にチェックすることで、セキュリティリスクを最小限に抑えることができます。
GoogleCloudでは定期的なメンテナンスやバージョンアップが行われるためサービスごとの更新情報に常に注意を払い、運用スケジュールと連携させた対応が求められます。