SAPBasisはSAPシステム全体の基盤を支える重要な構成要素であり、企業の情報システム運用において欠かせない役割を果たします。
SAPとは企業資源計画(ERP)を統合的に管理するためのシステムであり、Basisはその中でもシステムのインストールや設定、ユーザー管理パフォーマンスの最適化バックアップセキュリティの維持などシステム全体の安定稼働を支える技術領域です。
つまりSAPBasisはSAP環境の「土台」ともいえる存在であり、アプリケーションとデータベースオペレーティングシステムとの橋渡しをする役割を担っています。
日常運用ではトランスポート管理やジョブスケジューリング、ログの監視といった業務が含まれSAPBasisエンジニアはこれらを継続的にモニタリングしながらトラブルが発生した場合には迅速な対応を求められます。